クラスAサーフェシング受託 — 面基準に合わせて作り、根拠を付けてお返しします

スタイリングモデル、スキャンデータ、他社のCADから、完成車メーカーの受け入れ基準に合わせたクラスAサーフェスを構築します。ゼブラ・曲率解析・断面偏差レポート付き。まずは一点、無償でお試しいただけます。

PSH DesignはクラスAサーフェスを受託で構築します。スタイリングモデルから、スキャンデータから、あるいは他社のCADからでも。AliasとICEM Surfで、完成車メーカーの受け入れ基準に合わせて作り、ゼブラ・曲率解析・断面偏差レポートを付けてお渡しします。まずは一点、無償でお試しいただけます。

 

日本のお客様から伺うこと — クラスAの担い手と、育成にかかる年数

日本の自動車デザインに関わる方々とお話しする中で、たびたび話題に上ることがあります。私どもも同じ課題を抱える立場から書いています。

クラスAは、一人前になるまでに長い年数がかかる仕事です。面の良し悪しを目で判断できるようになり、判断したとおりに作れるようになるまで、実務で何年も積む必要があります。講習や教材で短縮できる部分が少ない — これはどの国のスタジオでも変わりません。

日本には、この分野を長く高い水準で支えてこられた方々がいらっしゃいます。一方で、その世代が順に現場を離れていく中、同じだけの年数を積んだ若い層はまだ厚いとは言えません。数年先を見たとき、担い手の数は今より限られることが考えられます。

社内で育てることは、もちろん最も確かな方法です。そのうえで育成には年数がかかりますので、その間を埋める手段を、必要になる前に用意しておくことが現実的だと考えています。クラスAに絞って経験を積んできた外部のスタジオを、まず一点の仕事で試し、基準を共有できる相手かどうかを先に確かめておく。人が足りなくなってから探し始めるより、ずっと落ち着いて選べます。

PSH Designは、その備えの一つとしてお役に立てればと考えています。

もう一つ、私どもが日本のお客様にお役に立てると考えているのが、コンセプト段階からのSub-Dモデリングです。新しい造形の案を、最初からクラスAに移行できる形で持ち込めます。形を出す力と、それを製品にする力を、同じスタジオの中で続けて使えるということです。

クラスAサーフェスとは

自動車デザインの現場では、この言葉が「見栄えの良い面」という意味で使われることがあります。そうではありません。クラスAサーフェスは、検証できる幾何形状の状態です。満たしているか、いないか、それだけです。

三つが同時に成り立つ必要があります。プログラムが求める次数まで連続していること(見える面では接線連続G1では足りず、実務基準は曲率連続G2、反射が変化を露わにする移行部ではG3)。形に合った制御点構造の上に載っていること。そして視覚解析に耐えること — ゼブラ縞が境界を折れずに越え、ハイライトが急に向きを変えず、曲率コームが継ぎ目で跳ねずに段になること。

詳しい解説はクラスAサーフェスとは何か — G0からG3までの連続性と、その確かめ方をご覧ください。

私どもが守る基準

基準はお客様のものを使います。御社の面基準書を一緒にお送りください。その数値で構築し、その数値に対して報告します。

基準が存在しない場合 — 自動車以外では普通のことです — こちらから一式を提案し、書面で明示し、そこにデータを合わせます。曖昧なまま進めることはしません。

標準はG2、G3は御社の基準が求める箇所、または形状がそれを必要としている箇所に指定します。どこをどちらで作ったかは、データをお渡しする際に明記します。

ボディサイドを横切るクラスAサーフェスのパッチ配置。ショルダーのハイライトがミラーからリアフェンダーまで途切れずに通るよう境界を置いている

PSH Design内製のクラスA検討。ショルダーのハイライトがミラーからリアフェンダーまで途切れずに通るよう、パッチ境界を置いています。

 

面はどう作られるか — 四つの段階

クラスAのモデリングはAliasとICEM Surfで行います。承認された形から、リリースできるサーフェスまでの道筋は四段階です。入力がスタイリングモデルでも、スキャンでも、Sub-Dコンセプトでも、進め方は同じです。

  • 段階01 — まず曲線。キャラクターライン、断面曲線、形を決める境界。ここで曲線構造を誤ると、後のサーフェシングでは取り返せません。だからこの段階はお客様が想像されるより長くかかり、想像以上に時間を節約します。
  • 段階02 — ブロックモデル。主要面を作り、互いにフェアリングさせます。移行部はまだ開いたまま。形を判断するのはこの段階です — 早く、安く、細部に手を付ける前に。
  • 段階03 — ディテール。フィレット、特徴部の移行、見切り、アンダーカット、ショルダーの丸み。
  • 段階04 — シェーディング評価。リリース前に、ゼブラ、ライトトンネル、曲率シェーディングで通します。数値が通っても、ここで落ちれば完成ではありません。

クラスAサーフェスモデリングの四段階:曲線構造、ブロックモデル、ディテールモデリング、リリース前のシェーディング評価

 

何をお預かりし、何をお返しするか

次のいずれからでも着手できます。不完全な状態で届くのが普通ですので、その前提で受けています。

  • スタイリングモデル、またはSub-Dコンセプト(一般的な形式であれば何でも)
  • スキャンデータ — 点群またはメッシュ。現物、試作、既存部品から
  • クラスA品質へ作り直しが必要な既存CAD
  • 手描きスケッチ、参考写真、パッケージレイアウト(形がまだ存在しない場合)
  • 現物 — クレイ、3Dプリント、鋳造品、切削品

お返しするのは、根拠付きのクラスAサーフェス一式です。ゼブラと反射の検討、重要な境界の曲率プロット、そして入力データに対する断面偏差レポート。

納品形式は、可能な限り御社のチームが使っているCADのバージョンに合わせ、あわせてSTEPとIGESもお付けします。命名規則、レイヤ構成、モデルツリーの指定があれば、着手時にお知らせいただければその形で作ります。これは特別対応ではなく、通常の進め方です。

よくいただく二つのご質問について。期間は、部品の大きさよりも形がどれだけ固まっているかに大きく左右されます。見積り時に、どちらが効いているかを正直にお伝えします。費用は部品単位またはプログラム単位でお出しします。推測に基づく時間単価ではありません。

スキャンデータからのクラスA

私どものクラスA案件のかなりの割合は、スタイリングモデルからではなく現物から始まります。クレイ、手仕上げの試作、競合部品、元データが失われた部品。

これは通常のリバースエンジニアリングとは別の仕事で、その違いは重要です。

一般的なスキャン・トゥ・CADは、点群に面をフィットさせ、偏差が公差内に入った時点で終わります。これは寸法は合うが反射は悪いモデルを生みがちです。現物のうねりも、スキャンのアーティファクトも、そのまま受け継いでしまうからです。

クラスAのリバースエンジニアリングは、フィットさせるのではなく作り直します。メッシュから断面を取り、断面から曲線を作り、曲線から面を作る。境界ごとに連続性を管理しながら。結果として、合わせるべきところは現物に合い、現物が整っていなかったところは整った形になります。

時間はかかります。そして見える部品では、たいていこれが唯一もつ方法です。

同じチームが両方を担当するため、スキャンからクラスAまで引き継ぎなしで進みます。引き継ぎのたびに失われるものが、ここでは発生しません。非意匠側の作業はリバースエンジニアリング受託をご覧ください。

プログラムの中での位置づけ

クラスAが仕事の全部であることは稀です。

上流では、コンセプトとCASが、スケッチから「サーフェシングする価値のある形」まで持っていきます。サーフェシングを意識して育てられた形は、何も考えずに渡された形よりはるかに楽にクラスAへ入ります。

下流では、エンジニアリングがリリースされた面を、サプライヤーが見積れるソリッド・アセンブリ・図面に変えます。

これらを一つのスタジオで回しています。個々の段階の品質よりも、段階と段階の間で何が起きるか — 多くのプログラムが実際に週を失うのはそこです。

ハノイのPSH Designスタジオ:片方の画面にクラスAのゼブラ解析、もう片方に完成した製品のレンダリング

ハノイのスタジオ。片方の画面で面を判断し、もう片方にそれがなる製品が映っています。この二つが離れている時間は、ここではあまりありません。

 

ご一緒する進め方

少人数の専任チームで動きます。クラスAのプログラムは通常、2〜4名のモデラーが一社を担当し、そのまま付き、プログラムの成長に合わせて増やします。完成車メーカー側の計画の立て方に合いますし、最初の月に御社の基準を覚えた人間が、六か月目にも同じ案件にいるということでもあります。車体全体のプログラムであれば、スタジオとして受けます。

御社の面に触れる人間は全員、この一分野で五年以上途切れなく仕事をしてきた者です。

代理店を挟むよりも、完成車メーカーやTier 1のデザインセンターの設計者と直接やり取りすることを望んでいます。面の判断は短いやり取りで決まります — ハイライトについての一言、Rについての質問、矢印を描き込んだスクリーンショット。間に人が入るほど、その意味は薄れます。

リモート主軸で、米国・欧州・日本の時間帯に対応します。日本・ドイツ・米国に現地の窓口があり、自国の営業時間内に話せる相手を求められる場合はそちらへ。日本語でのご連絡と書類のやり取りも承ります。

  • 01 無償パイロット — 御社が指定する一点を、当方の費用で構築します。お約束の前に、御社自身の基準で面品質をご確認いただけます。私どもはこの始め方を好みます。主張ではなく仕事を見て判断していただけるからです。
  • 02 オンサイトチーム — 基準が文書よりも現場で示す方が早いプログラムには、御社オフィスに専任チームを置くことができます。通常は三か月単位です。
  • 03 レビューの頻度 — 標準は週次、形が決まる局面ではより頻繁に。設計判断はご一緒に行い、最終的な決定権は御社にあります。

データの取り扱い

面データは通常リリース前のものです。そのように扱います。

ファイルが動く前に御社のNDAに署名します。データはアクセス制御されたストレージに置き、御社のプログラムに割り当てられたエンジニアだけが触れます。書面での許可なく実績資料に使うことは一切ありません — このページに載せている検討がすべて自社のものであり、お客様の仕事が一つも出てこないのはそのためです。

プログラム終了時には、作業一式をご返却するか、ご要望により削除します。

御社の手順で必要であれば、御社が指定するシステムの中で作業します — 御社の環境、御社のアクセス管理、データは外に出ません。当方の環境をご希望の場合はそちらでも。いずれにしても、作業するのは御社のプログラムに名前の載ったエンジニアだけです。

無償パイロットで返ってくるもの

パイロットは他社の仕事の見本ではありません。御社の部品を、その後のプログラムを担当する人間が作ります。

お手元に届くもの:

  • サーフェスそのもの — 御社のチームが使う形式とバージョン、加えてSTEPとIGES
  • ゼブラとハイライトの検討 — 部品全体、および既存形状と合わせる必要のあるすべての境界について
  • 曲率コーム — パネルの出来を決める境界について
  • 断面偏差レポート — 入力データに対して、どこを追い、どこを追わなかったか、その理由
  • 説明の場 — 営業ではなく、実際に作ったモデラーが直接ご説明します

部品は御社がお選びください。そして、どのサーフェシング業者でも化けの皮が剥がれるような部品をお選びになることをお勧めします。平らな面ではなく、移行の厄介なパネルを。互いにとって、合うか合わないかは早く分かった方が良いからです。

よくあるご質問

クラスAサーフェシングは、A面、Aクラス、Strakと同じものですか。
同じです。地域やスタジオによる呼び名の違いで、指しているのは一つの分野です。

G2とG3、どちらで作りますか。
標準はG2です。御社の基準がG3を求める箇所、あるいは境界の隙間や角度の公差が指定されている場合は、その数値で構築し、その数値に対して報告します。

既存のCADをクラスA品質に引き上げられますか。
多くの場合は可能です。ただし通常は修理ではなく、見える面の再構築になります。まずデータを拝見し、どちらであるかをお見積り前にお伝えします。

NXやCATIAで納品できますか。
できます。御社の下流工程が使っている形式とバージョンに合わせます。構築はAliasとICEM Surfで行いますが、お渡しする形はそれに縛られません。

自動車以外も対応しますか。
します。航空機・鉄道車両の内装、高級家電、民生用電子機器、船舶、医療機器。面が光の下でどう読まれるかに製品価値が左右される分野は、同じ規律を必要とします。社内に面基準がない場合は、こちらから提案します。

秘密保持はどうなりますか。
ファイルが動く前に御社のNDAに署名します。書面での許可がない限り、お客様の仕事を実績資料に使うことはありません。

まずは一点から

この種の仕事は、説明するより見ていただく方が早いものです。

御社が選んだ一点を、当方の費用で構築します。ゼブラ、曲率コーム、断面偏差レポートを付けてお返しします。その後どうするかは、それを見てからお決めください。

https://pshdesign.com/rfq-free-test-project/

日本語でのご連絡と書類のやり取りも承ります。

関連ページ

クラスAサーフェスとは何か — G0からG3までの連続性と、その確かめ方
Sub-Dモデリング+AI — 自動車内装コンセプトを判断できる幾何形状へ
リバースエンジニアリング受託 — スキャンデータから、そのまま使えるネイティブCADへ

 

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